第1回コンサートのご報告とお礼 写真集 その1(飛騨高山編) その2(浜離宮編)

OLCファン、オリジナル楽器ファン、ハイドン・ファンの皆々様、

  皆様のご支援・ご声援のおかげをいただき、第1回オーケストラ・リベラ・クラシカ・プロジェクトの2公演を無事終えることができました。心から御礼申し上げます。練習から本番にかけての状況など、少しご報告させていただきます。

  オーケストラにとって最大の問題は練習場です。全体の音やバランスを聞くためにはずっと広い空間がなければならず、20人ぽっちのアンサンブルでも場所を探すのはとても困難なのです。今回、練習の初日は護国寺の同仁教会、翌日はコルネットの濱田芳道さん宅のスタジオをお借りし、3日目にようやく、浜離宮で練習することができました。

  管楽器の外人4人は皆日本が初めて、オーボエのエドゥアルトにいたってはヨーロッパから出ること自体が初めてでした。練習後の食事、というと大抵は「飲み屋系」になるのですが、ホルンのエルメスとオーボエのヤスはベジタリアン、焼鳥、焼き肉では食べるものが殆どない!幸い魚は大丈夫だというので助かりましたが、きっと彼らはこの1週間で、今までの人生の何年分にもあたる生魚を食べたことでしょう。「ソバ」「ウドン」何でも珍しく、割り箸で遊び始める彼らの歳はいったいいくつ??という感じではありました。また座敷での食事は座るのが辛かったようで、「ちょっと休憩」とか何とか言って立ち上がったり歩き回ったりするので、きっと周りの人は可笑しかったでしょう。

  さて、高山へはバスで参りましたが、新宿を朝8時に出発。途中にはなかなか深山幽谷と言いたくなるほどで、携帯電話もまったく通じない区間もありました。町はずれの新しい建物「飛騨芸術堂」に到着したのは2時半ぐらいだったかと思いますが、私たちを呼ぶことを決意してくださった鴨宮さんと「高山公演実行委員会」の方々他が暖かく迎えてくださいました。

  どれぐらい入るか分らない、と心配半分のまま、あまり情報をお聞きせずに行ったのでしたが、コンサートは満員の大盛況、補助椅子を出されたほどでした。中には小さな子供達もいましたがとても静かに、そして集中して聴いてくださっていることがよく感じられ、コンサートの雰囲気はどんどん熱っぽくなっていったように思います。終演後はホテルに準備してくださった会場で楽しい宴。みんな満腹できただろうと思います。翌朝またすぐに東京へ戻らなければならなかったのが心残りでした。

  バスで直接浜離宮朝日ホールへ到着、4時間ばかりの練習。翌17日は午後早くから全曲を録音のために演奏、夕方には写真撮影、そしてコンサートはNHK−BSの収録とライヴCD録音、と本当に盛りだくさんの一日でした。

  コンサート自体がどうだったか、それをうまく書くことはできません。皆様の感想やご意見がこれから先少しずつ聞こえてくることでしょう。

  BSの放映は6月25日午前8時、またCDは次回9月のプロジェクトのときに、朝日ホールのロビーで売り出しを開始致します。それらをご覧になりお聴き下されば、いくらかはコンサートの雰囲気がご理解いただけるかもしれません。しかし、ハイドンは(もちろん何でも、ですが)コンサートの会場で「体感」するのが何と言っても一番! どうぞ9月27日をお忘れなく。

  というわけで、最初のお披露目パーティから約1年、オーケストラ・リベラ・クラシカはようやく動き始めました。どうぞ皆様、これからの長〜いお付き合いをよろしくお願いいたします。
(2002/05/20)

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