| カフェ・コンサート終了、ボッケリーニへのお誘い 2002/4/10 | ||||||||||||
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皆様、 温かいようだったり肌寒い日が戻ってきたりと不安定な日々ですが、皆様如何お過ごしでいらっしゃいますか。 本業の演奏に時間を取られておりまして(?)しばらくご無沙汰しておりました。 スペイン・ツァー便りはお楽しみいただけたでしょうか。もっとも、ツァーにはあそこに書いていないこともたくさんあったのでございますよ…しかし、ヨーロッパ・ツァーの間中、最後の音が消えるか消えないうちに「ブラボー!!」と来るのに結構辟易していた私たちは、日本へ帰ってきて、与野の「彩の国」と浦和の「埼玉会館」でコンサートをしたときに初めてしばしの静寂があって、それからおもむろに拍手が始まるのを聞いて、ヨーロッパ音楽を「理解する」とはなにを指せばいいのか、と考え込んでしまいました。やっと正しいお客さんがいた、と冗談を言っておりましたが… さて、別にスペイン土産というつもりではありませんでしたが、6日に行なったカフェ・マイスターのコンサートでは、グラナドス、グラナドス−カサドなどのスペインものも入れたプログラムで、ラテンの血をうんと楽しんでいただきました。フツーの喫茶店、30人も入ったらぎっしりというお店に40人ほどものお客さんに来ていただき、満員御礼は当然、熱気ムンムン、ガット弦ギシギシからヌルヌルへ…という状況ではありましたが、お蔭様でとても楽しい時間を過ごさせていただきました。遠いところまでいらしてくださった方には特に厚く御礼申し上げます。 前にもお知らせしましたが、使用したピアノは約80年前(小島芳子のおばあちゃんが嫁入り道具として持っていった)の楽器で、西川ピアノという会社が作っています。写真でご覧いただけるように燭台つき、水仙の模様もあって、漆塗りのような美しさを感じさせる楽器でした。高音と低音の音色の違いがとても大きく、小さなアップライトのくせになかなかの重量感と音の距離感を感じさせる魅力ある楽器でした。アンコールにはドボルザークを2曲弾きましたが、その後に「かくし芸」もちょっとやりました。なに、また知っている人から聞いてください。 …というこのご報告は今、水戸で書いています。今度はすぐにミト・デラルコのコンサート、ボッケリーニの午後(マチネのコンサート)です。今回はギターの福田進一さんをお迎えして、珍しいギター・クインテットをやっています。彼の使っている1840年のギターは、小さいけれども音がとてもよく通る、そして甘い音のたくさんある魅力的な楽器です。もう11日は間に合わないかもしれませんが、もしお時間がおありなら14日に水戸までお出でください。ボッケリーニはやはり、いつやっても本当に面白いし、嬉しくなる音楽です。チェロももちろん大活躍。でも、だから楽しいという意味ではありません。そうじゃないところでもとにかくユニークです。 このホームページはボッケリーニの誕生日を祝してその日にオープンされました。どうぞ、歴史上もっとも素晴らしかったチェリストの書いた音楽をお楽しみください。 | ||||||||||||
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