第8回ガット・カフェ・スペシャル(1/8)のご案内
2005/12/26
  カフェ・ファンの皆々様、

  クリスマスは如何お過ごしでいらしたでしょうか。
  先日は「ガット・カフェ・スペシャル番外編」、D. バディアロフ氏によるレクチャー・ コンサートにお出でいただき有難うございました。珍しい絵画や銅版画等の資料を見ながら 説明をしていただき、「小さな大きいヴィオル」、Violoncelloという楽器の歴史的な理解が ぐっと深まったことと思います。大型ヴィオラもしくはお子様用チェロのようでありながら 響きには不思議な深みがある楽器、ヴァイオリンの指遣いで弾ける低音楽器(?)…見るのも 聴くのも、そして考えるのも楽しい時間でありました。いらした皆さんの胸中にももちろん 幾つもの「?」も浮かび上がったでありましょうが、解らないこと、思い巡らすことが たくさんあるのは実に楽しい状態ともいえます。これからも引き続き理解が深まるよう 努めていきたいと思います。

  さて、赤鬼青鬼が笑おうとも、年が明けてすぐのご案内は今のうちにしておかなければ なりません。ガット・カフェ・スペシャル第8回はちょうど1月の8日、いつものように實相寺で 午後5時開始です。年内に終わりきらなかった第2番の残り、メヌエットとジーグに ついてお話しします。
  御存知のようにこのメヌエットは端的に異なった性格の2曲、つまりチェロ組曲としては 例外的に和音の多い第1と、ことさらに音が少ない第2によって成っています。 またジーグは毅然としたリズムの性格と細かい音型の中に、やはり美しいハーモニーが 見え隠れし、単なる技巧的作品とだけ考えるのは惜しいものです。どんなパズルよりも 楽しい組曲のバス探し、和音探し!
  2006年は右を向いても左を向いてもモーツァルトとなるかもしれませんし、私自身 そのような活動は多くありますが、それだけで良いわけでもありません。引き続き皆様と 共に、バッハの遺してくれた贈り物に新しい側面を見出し続けていきたいと思います。

どうぞ皆様、良い年をお迎え下さい。また元気にお会いできることを楽しみにしております。

店主敬白

ガット・カフェ・スペシャル第8回
内容 バッハ無伴奏チェロ組曲 (鈴木秀美が独りで喋り、弾きます)
場所 池上   實相寺
日時 2006年1月8日(日) 17:00〜19:00(延長する可能性があります)
料金 5,000円
(学生の方は3,000円 当日学生証をご持参ください。)
お申込み 間近になりましたのでご予約の受付を終了しました。
お席には余裕がありますので、ご予約されていない方もどうぞおいでください。

ガット・カフェ・スペシャル2006年の予定
第8回 1月8日(日) 第9回 2月5日(日) 第10回 3月12日(日)
いずれも東京池上 實相寺にて。


『ガット・カフェ』とは
ガット・カフェの記録